ロンドンの西のはずれ、ハンプトンコート宮殿へ行ってきました
ウォータールー駅からサウスウェストトレインで30分
ハンプトンコートについてはこちらも
16世紀初め、トーマス・ウルジーという人がいて
ヘンリー8世に気に入られ,リンカーン司教、ヨーク大司教、大法官と異例の出世をします
彼はテームズ川のほとりに1514年に8エーカーの土地を買い
1100の部屋、280のベッドルームを持つ宮殿を建てます
初めのゲストはヘンリー8世と最初の妻キャサリンでした
キャサリンはスペインの王女でヘンリー8世の兄嫁だった人ですね
この夫婦もアン・ブーリンの出現で離婚することになります
枢機卿だったウルジーはローマ法王にふたりの離婚を申請しますが失敗
1525年失脚したウルジーはハンプトンコートをヘンリー8世にプレゼントします
あまりにも豪華なハンプトンコートに嫉妬してヘンリー8世が取り上げたとも言われています
その後ヘンリーはロイヤル・チャペルなどを改築しました
1533年2番目の妻アンと結婚、ハネムーンにハンプトンコートを訪れています
その時できたアン・ブ-リンの門ではアンのAとヘンリーのHの頭文字を組み合わせたボスが見えます
アンは男子を産むことはできず一人産んだ女の子が将来のエリザベス一世です。
3番目の妻ジェ-ンは1536年にここで王子を産みますが、産褥で亡くなってしまいます
(ジェーン・シーモアはアン・ブーリンの召使いだったのよね)
1541年、5番目の妻キャサリンは不義の罪でここで捕らえられ
捕まる時に泣き叫んだチャペル前の廊下はホーンテッドギャラリーと呼ばれ
今でも彼女の幽霊が出るそうです
その他、たくさんの幽霊が出るそうですよ
怖いですね~
その2年後、ヘンリーは最後の妻キャサリンとここで結婚の儀を挙げています。
とまあ、ブーリン家の姉妹の小説や映画のシーンを彷彿させる宮殿なのです
この辺のお話、好きなんですよね
チューダー・キッチンでは、16世紀の宮廷の食事事情が分かるようになっています
ヘンリー8世の時代は、肉が主食で食品全体の75%を占め、王室が1年間に消費する肉の量は最低でも牛2000頭、羊8200頭、鹿2330頭、豚1870頭、猪53頭にのぼりました
また、ヘンリー8世の宮廷では、1年間にビールとワインをそれぞれ300樽ずつ消費したといわれています
まさに夜な夜なの宴会が繰り広げられていたのでしょうね
チューダーキッチンの煙突
その後歴代の王も住み続けたもののジョージ三世の頃には使われなくなり
ビクトリア女王が一般公開するようになったとか
豪華な家具調度品はほとんど運び出されてしまったそうです
この噴水はフランス人がゲストの時は赤ワインが入れられたそうですよ!
それで飲んだくれた人がいるのだな
(後ろの門がアン・ブーリン門)
ここは当時の料理実演があったり仮装したスタッフの寸劇があったり
子供たちの遠足や社会科見学にぴったりなようです
この日もヘンリー8世ご夫妻様ご一行が子供たちに宮殿を案内していました
結構なりきっていて面白いです
この王妃は何番目の妻か?
庭がまた素晴らしいのです
ハンプトンコートのフラワーショーは実は有名なチェルシーのフラワーショーよりも素晴らしいのだそうですよ
あまりの広さに息も絶え絶え
ギブアップ
この可愛いお馬さんの馬車に乗れば庭園を回ってくれるそうですよ
もちろん有料だけれど
宮殿の中のレストランで一休み
腹ペコ青虫、シャレてます
とっても観光気分なハンプトンコートでした
ウォータールー駅からサウスウェストトレインで30分
ハンプトンコートについてはこちらも
16世紀初め、トーマス・ウルジーという人がいて
ヘンリー8世に気に入られ,リンカーン司教、ヨーク大司教、大法官と異例の出世をします
彼はテームズ川のほとりに1514年に8エーカーの土地を買い
1100の部屋、280のベッドルームを持つ宮殿を建てます
初めのゲストはヘンリー8世と最初の妻キャサリンでした
キャサリンはスペインの王女でヘンリー8世の兄嫁だった人ですね
この夫婦もアン・ブーリンの出現で離婚することになります
枢機卿だったウルジーはローマ法王にふたりの離婚を申請しますが失敗
1525年失脚したウルジーはハンプトンコートをヘンリー8世にプレゼントします
あまりにも豪華なハンプトンコートに嫉妬してヘンリー8世が取り上げたとも言われています
その後ヘンリーはロイヤル・チャペルなどを改築しました
1533年2番目の妻アンと結婚、ハネムーンにハンプトンコートを訪れています
その時できたアン・ブ-リンの門ではアンのAとヘンリーのHの頭文字を組み合わせたボスが見えます
アンは男子を産むことはできず一人産んだ女の子が将来のエリザベス一世です。
3番目の妻ジェ-ンは1536年にここで王子を産みますが、産褥で亡くなってしまいます
(ジェーン・シーモアはアン・ブーリンの召使いだったのよね)
1541年、5番目の妻キャサリンは不義の罪でここで捕らえられ
捕まる時に泣き叫んだチャペル前の廊下はホーンテッドギャラリーと呼ばれ
今でも彼女の幽霊が出るそうです
その他、たくさんの幽霊が出るそうですよ
怖いですね~
その2年後、ヘンリーは最後の妻キャサリンとここで結婚の儀を挙げています。
とまあ、ブーリン家の姉妹の小説や映画のシーンを彷彿させる宮殿なのです
この辺のお話、好きなんですよね
チューダー・キッチンでは、16世紀の宮廷の食事事情が分かるようになっています
ヘンリー8世の時代は、肉が主食で食品全体の75%を占め、王室が1年間に消費する肉の量は最低でも牛2000頭、羊8200頭、鹿2330頭、豚1870頭、猪53頭にのぼりました
また、ヘンリー8世の宮廷では、1年間にビールとワインをそれぞれ300樽ずつ消費したといわれています
まさに夜な夜なの宴会が繰り広げられていたのでしょうね
チューダーキッチンの煙突
その後歴代の王も住み続けたもののジョージ三世の頃には使われなくなり
ビクトリア女王が一般公開するようになったとか
豪華な家具調度品はほとんど運び出されてしまったそうです
この噴水はフランス人がゲストの時は赤ワインが入れられたそうですよ!
それで飲んだくれた人がいるのだな
(後ろの門がアン・ブーリン門)
ここは当時の料理実演があったり仮装したスタッフの寸劇があったり
子供たちの遠足や社会科見学にぴったりなようです
この日もヘンリー8世ご夫妻様ご一行が子供たちに宮殿を案内していました
結構なりきっていて面白いです
この王妃は何番目の妻か?
庭がまた素晴らしいのです
ハンプトンコートのフラワーショーは実は有名なチェルシーのフラワーショーよりも素晴らしいのだそうですよ
あまりの広さに息も絶え絶え
ギブアップ
この可愛いお馬さんの馬車に乗れば庭園を回ってくれるそうですよ
もちろん有料だけれど
宮殿の中のレストランで一休み
腹ペコ青虫、シャレてます
とっても観光気分なハンプトンコートでした
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rikialoha
at 2013-10-28 10:50
x
ままま〜、お帰りなさい。
わーい、素敵がいっぱいですね。(う、日本語がおかしくなってる。笑)
やっぱりヨーロッパの街並、いいですね〜♪
お散歩しているだけで、気持ちがリフレッシュしちゃいますね。
そして、お友達にも会えて、楽しさが伝わってきますよ!
息子さんとロンドンのパブで飲むなんて、素敵すぎる〜♪
離ればなれは寂しいけど、こうやって過ごす時間は格別ですね!
あー、少し行った気持ちになっちゃいました♪笑
わーい、素敵がいっぱいですね。(う、日本語がおかしくなってる。笑)
やっぱりヨーロッパの街並、いいですね〜♪
お散歩しているだけで、気持ちがリフレッシュしちゃいますね。
そして、お友達にも会えて、楽しさが伝わってきますよ!
息子さんとロンドンのパブで飲むなんて、素敵すぎる〜♪
離ればなれは寂しいけど、こうやって過ごす時間は格別ですね!
あー、少し行った気持ちになっちゃいました♪笑
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mamamack at 2013-10-29 00:04
☆アロママ
かなりリフレッシュしてきましたよ♪
秋のヨーロッパ、いいね!
予想以上に寒かったけど💦
ロンドンだけで飽きるかなと思ったりもしたけれど飽きないわ。
街並み見ながら散歩しているだけでも楽しいものね。
夜のパブめぐりはやっぱり息子がいなければ出かけていないかもね。
よく付き合ってくれましたよ。
今度はいつ行けるかな~。。
かなりリフレッシュしてきましたよ♪
秋のヨーロッパ、いいね!
予想以上に寒かったけど💦
ロンドンだけで飽きるかなと思ったりもしたけれど飽きないわ。
街並み見ながら散歩しているだけでも楽しいものね。
夜のパブめぐりはやっぱり息子がいなければ出かけていないかもね。
よく付き合ってくれましたよ。
今度はいつ行けるかな~。。
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yumiyane at 2013-10-30 21:03
まままさんのロンドンレポート、すごく分かりやすい、っていうか興味がどんどん湧いてきます。
あのころのおどろおどろしい骨肉の争い。ヘンリー8世ってあの怖い人ですよね。ロンドンタワーでその話知りました。
またロンドンのお話お願いします。
あのころのおどろおどろしい骨肉の争い。ヘンリー8世ってあの怖い人ですよね。ロンドンタワーでその話知りました。
またロンドンのお話お願いします。
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mamamack at 2013-10-31 00:43
☆yumiyaneさん
私ね、ヘンリー8世にまつわるお話が好きなの。
とってもスキャンダラスで面白いのよね。
そうそう、2番目のアンと5番目のキャサリンはロンドン塔で処刑されましたね。
キャサリンは処刑寸前に暴れまくって逃げ回り斬首するのに6回もかかったとか、それだけ生に執着が強かったので未だに幽霊目撃が跡を絶たないのだとか。
そんなこんな凄い時代だなと面白いです。
私ね、ヘンリー8世にまつわるお話が好きなの。
とってもスキャンダラスで面白いのよね。
そうそう、2番目のアンと5番目のキャサリンはロンドン塔で処刑されましたね。
キャサリンは処刑寸前に暴れまくって逃げ回り斬首するのに6回もかかったとか、それだけ生に執着が強かったので未だに幽霊目撃が跡を絶たないのだとか。
そんなこんな凄い時代だなと面白いです。
by mamamack
| 2013-10-15 21:57
| 倫敦
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